Japanese
English
臨床報告・1
出血シンチグラフイーが診断に有用であった回腸潰瘍の1例
A case of ileal ulcer diagnosed by 99mTc-HSA-D scintigraphy
中島 康夫
1
,
藤澤 憲良
1
,
花房 徹兒
1
,
浮草 実
1
,
新宅 雅幸
2
,
太田 仁八
3
Yasuo NAKASHIMA
1
1大阪赤十字病院外科
2大阪赤十字病院病理部
3大阪赤十字病院放射線科
キーワード:
下血
,
回腸潰瘍
,
出血シンチグラフィー
Keyword:
下血
,
回腸潰瘍
,
出血シンチグラフィー
pp.1395-1397
発行日 2001年10月20日
Published Date 2001/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905333
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はじめに
下血の病因のうち小腸に由来するものは比較的頻度が少ない.また,その解剖学的特性により検査・診断に難渋することが多い.今回,筆者らは5年間にわたって散発性の下血が認められながら,診断できなかった患者に出血シンチグラフィーで出血源を回腸と推定でき,根治術を施行しえたので報告する.
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