Japanese
English
臨床研究
癌告知と患者の受けとめ方
The evaluation of cancer patients'reaction to being told the truth
古川 聡
1,2
,
吉見 富洋
1
,
小泉 澄彦
1
,
小野 久之
1
,
雨宮 隆太
1
,
長谷川 博
1
Satoshi FURUKAWA
1,2
1茨城県立中央病院外科
2現:東京大学医学部第1外科
キーワード:
癌告知
,
アンケート
Keyword:
癌告知
,
アンケート
pp.945-950
発行日 1995年7月20日
Published Date 1995/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905282
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はじめに
われわれは,患者がより良い医療を受けるためには,患者自身が病気を詳しく理解していることが必要と考え,癌の患者に対して,原則として家族の了承が得られた場合に癌の告知を行ってきた.ただし,患者が「知りたくない」という意志表示をしている場合には告知はしなかった.
この癌の告知を,患者およびその家族がどう受けとめているかを確認し,われわれの方針を再考する目的でアンケートを実施した.
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