病院めぐり
青森市民病院外科
小舘 昭示
pp.788
発行日 1995年6月20日
Published Date 1995/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905248
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当院の歴史は約66年前に溯ります.昭和3年9月,本邦最初の産業組合法による組合病院「東青病院」として発足,当時としては画期的な広区域医療を目指しました.その後,戦災による焼失,市への移管による「青森市民病院」との改称,移転などを経ながら,昭和39年5月には総合病院として認可され,中核病院として円熟をみました.しかし,建物の老巧化に伴い,昭和58年8月から現在地での新病院分期工事を着工し,同62年5月に落成しました.これに端を発し,増床,診療科を整備するなどしつつ基幹病院として発展し,現在に至っています.
診療科は,内科3科,精神科,小児科,外科,整形外科,脳神経外科,心血管外科,皮膚科,泌尿器科,産婦人科,眼科,耳鼻咽喉科,理学診療科,放射線科,麻酔科,歯科の18科からなり,ベッド数は553床で,そのうち外科は77床を有しています.常勤医師は51名ですが,それ以外に非常勤医師の応援を随時得ています.
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