diary
神奈川県小田原市
今井 桃花
1
1小田原市立病院 麻酔科
pp.193
発行日 2025年2月1日
Published Date 2025/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134088360320020193
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小田原市立病院(以下,当院)は1958年に開院し,地域の医療を守ってきました。施設の老朽化が進んだため2026年春に新病院が開院する予定です。現在,麻酔科常勤は専門医9名で,年々手術件数が増加しています。手術室は8室で,グレードA用の部屋を除き,常時6〜7室が稼働しています。症例はほぼすべての科が揃っており,レパートリーは豊富です。各外科系の医師はさまざまな大学病院から派遣され数年ごとに入れ替わり,その都度術式や使用機械も変更されるため,当院にいながら新しいものに触れることができるのは魅力の一つです。当院は急性期病院で,緊急手術も多く日中は忙しいですが,各科の協力もあり,ほとんどの症例は定時で終了します。麻酔科スタッフは全員が病院採用で,出身大学や学年は異なりますが,皆仲が良く雰囲気もとても良いです。重症例の検討はもちろんのこと,互いに手技を教え合い,新しい麻酔関連機器の情報などはすぐに共有しています。新病院の開設にあたり手術室数を増やすので,一緒に楽しく働ける仲間を募集する予定です。
小田原市は神奈川県西部に位置する人口18万人の都市で,城下町として栄えました。東京駅から新幹線で33分の距離にある港町で,鯵をはじめとする海産物が有名です。小田原駅前には魚屋が多く,移動販売も市内各所で見られます。早川漁港に行けばさらに新鮮な魚介類を堪能でき,特にオススメなのがアジフライです。身がとてもふっくらしていて軽くて甘みがあるので,ぜひ一度試してください。小田原の特産品である蒲鉾や干物の有名店も多く,お土産には困りません。
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