病院めぐり
小田原市立病院泌尿器科
松浦 謙一
pp.376
発行日 2001年4月20日
Published Date 2001/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903267
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小田原市は神奈川県の西部に位置し,室町時代後期に北条早雲により城下町が形成され,江戸時代には東西の交通の要所で,宿場町として栄えてきました。現在でも観光で有名な箱根,伊豆の玄関口として小田原駅には5つの鉄道会社が入っています。人口は約20万人ですが,足柄下郡の箱根町,真鶴町,湯河原町,南足柄市を含むと主医療圏の人口は約30万人になります。
小田原市立病院は,昭和33年6月に9科,110床の総合病院として運営が開始されました。以後,増改築を行い,昭和35年4月に216床,昭和47年12月に300床に増床されましたが,建物の老朽化がひどく,昭和58年4月に新病院が同じ敷地に建設され417床となり,県西地区の基幹病院としての機能が整備されました。そして,昭和63年4月には厚生省の研修指定病院となりました。現在,常勤医師は64名,診療科目は19科,1日あたりの外来患者数は約1,700名になります。
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