建築と設備 第27回
青森市民病院
松浦 一
1
,
高橋 明
1
Hajime MATSUURA
1
,
Akira TAKAHASHI
1
1佐藤武夫設計事務所
pp.613-618
発行日 1988年7月1日
Published Date 1988/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209333
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■既存病院を生かしながら全面建て替え
青森市内には,当病院と青森県立中央病院の2つの公立総合病院がある.いずれも老朽化のため,本来の地域医療サービスが十分できない状態であったが,県立中央病院は,昭和56年10月に市郊外の東部地区へ移転新築した.従って,当病院は,市域における医療環境を考慮すると,他地域への移転新築は適当でなく,長年にわたり市民に親しまれている従来の敷地内で既存病院の通常医業を維持しながら,全面的に建て替え,地域の中核病院として,規模の拡大と,高度医療の充実を図ることになった.
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