病院めぐり
沖縄県立那覇病院外科
砂川 亨
pp.1308
発行日 1997年10月20日
Published Date 1997/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902864
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沖縄県立那覇病院は,昭和34年8月琉球政府立那覇病院として病床214床で開院しました,しかし,昭和47年沖縄県の本土復帰に伴い琉球大学付属病院へ吸収,閉鎖状態となりました.その後,那覇市および南部地区の救急医療体制が不十分ということで,昭和49年9月,広域救急医療センターとして再開院(病床80床)され沖縄県南部地区の救急医療を担って来ました.引き続き年ごとに各診療科を充実させ,昭和59年総合病院(268床)となり,さらに昭和62年現在地(旧琉球大学付属病院跡)に移転,翌昭和63年434床に増床し現在に至っています.本院は現在23診療科,医師数46名にて高次の救急医療はもとより,8か所の付属離島診療所を抱えての僻地医療の支援体制,悪性疾患,慢性疾患,さらには未熟児医療,不妊治療など幅広い医療活動を行っている病院です.
当院外科は,一般外科4名(仲本副院長,砂川部長,金城部長,砂川医員),心臓血管外科2名(知花部長,久貝医員),小児外科1名(仲間部長)と大阪大学救急医学教室より1名,琉球大学第1外科および第2外科よりそれぞれ1名ずつのローテーターがおり合計10名で構成されています.
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