Japanese
English
特集 内視鏡下手術の現状と問題点
肺癌(原発性,転移性)に対する胸腔鏡下手術
Endoscopic surgery for primary and metastatic lung carcinoma
白日 高歩
1
,
山本 聡
1
,
米田 敏
1
,
吉永 康照
1
,
岩崎 昭憲
1
,
川原 克信
1
Takao SHIRAKUSA
1
1福岡大学医学部第2外科
キーワード:
胸腔鏡下肺癌手術
,
VATS
,
lobectomy
,
区域切除
,
原発性肺癌
,
転移性肺癌
Keyword:
胸腔鏡下肺癌手術
,
VATS
,
lobectomy
,
区域切除
,
原発性肺癌
,
転移性肺癌
pp.1341-1345
発行日 2002年10月20日
Published Date 2002/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904987
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胸腔鏡下の肺癌手術は早期の肺野型肺癌を対象として実施されるが,リンパ節郭清については右側は信頼されうるものの,左側ではやや不十分な感を否めない.したがって,左側進行肺癌での実施は時期尚早の感がある.一方,術後の生存率については通常開胸よりも良好な成績が得られており,非侵襲性でもあることから今後更なる発展が望まれる.また微小癌については胸腔鏡を利用した縮小手術が採用され,特に区域切除が普遍化する可能性が高い.
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