Japanese
English
特集 パソコン活用術とその周辺
医療ネットワークにおけるモバイル機器の活用
Application of the mobile equipment for a medical information network
原 量宏
1
,
岡田 宏基
1
,
木村 敏章
2
,
千田 彰一
2
,
梶原 明美
3
,
木村 イツ子
3
Kazuhiro HARA
1
1香川医科大学医学部附属病院医療情報部
2香川医科大学医学部附属病院総合診療部
3さぬき市健康づくり推進課
キーワード:
電子カルテ
,
在宅管理
,
胎児心拍数
,
モバイル機器
Keyword:
電子カルテ
,
在宅管理
,
胎児心拍数
,
モバイル機器
pp.1241-1249
発行日 2002年9月20日
Published Date 2002/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904968
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医療のIT化は急速に進むことが予想されているが,医療機関相互のネットワーク連携のみでは不十分であり,在宅の患者に関してもネットワーク化が進むと思われる.在宅管理に関しては,CATVや電話回線を用いた在宅健康管理システムが試みられているが,これらのシステムをモバイル化すればさらに使いやすいシステムになる.モバイル化の利点は,患者,医療従事者双方が場所を問わずに情報を活用できる,リアルタイムに情報交換できる,医療従事者間の相互支援ツールとして機能するなどにまとめられる.今後小型で使いやすいモバイル機器が開発され,保健・医療・福祉の分野で広範に利用される時代がくると思われる.
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