特集 産科診療の進む道-診療ガイドラインの先にあるもの-
胎児健常性評価法の課題と方向性
松岡 隆
1
1昭和大学 医学部産婦人科学講座
キーワード:
胎児心拍陣痛図
,
妊娠管理
,
出生前超音波診断
,
胎児心拍数
,
分娩
,
診療ガイドライン
Keyword:
Cardiotocography
,
Labor, Obstetric
,
Heart Rate, Fetal
,
Ultrasonography, Prenatal
,
Practice Guidelines as Topic
,
Prenatal Care
pp.743-745
発行日 2022年7月1日
Published Date 2022/7/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022248371
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「胎児心拍数波形の分類に基づく分娩時胎児管理の指針」に基づく分娩管理は、客観的判断を示し、多職種による分娩管理において共通言語として有用である。しかし、ワンポイントの胎児心拍数波形パターン認識による方針決定には意味がなく、臨床背景と病態整理を加味した方針決定が必要である。
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