病院めぐり
聖路加国際病院外科
西尾 剛毅
pp.481
発行日 2002年4月20日
Published Date 2002/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904827
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聖路加国際病院は,米国聖公会の宣教医師ルドルフ・トイスラーにより1902年東京のど真ん中の築地(当時は外国人居留地)に開設された日本初の西洋式病院であり,本年は開設100年です.関東大震災による崩壊,アメリカ人の寄付による再建,第二次大戦後の米軍による接収などの長い歴史を経て,1992年に21世紀に対応できる病院を目標に新病院が建設され,今日に至っています.
米国人医師により開設された基本理念を受け継ぎ,患者本位の医療と医師および看護婦の卒後教育の実践が,二つの大きな柱になっています.
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