病院管理フォーラム 施設管理・5
聖路加国際病院のコージェネレーション
小室 克夫
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1聖路加国際病院施設管理(一級建築士)
pp.916-917
発行日 2002年11月1日
Published Date 2002/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903650
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2002年8月上旬〜9月下旬にかけて,ヨハネスブルク(南アフリカ)で環境・開発サミットが開催され,地球温暖化防止に関する様々な環境対策が議論された.省エネルギー,新エネルギー,CO2排出量削減なども話題の一つに取り上げられ,国から各自治体,地域,さらには各施設のレベルに至るまで,今や従来の石油依存体質からまさに抜け出す時が到来したと言っても過言ではないだろう.
このような状況を踏まえ,今回は医療福祉施設関係のコージェネレーションシステム(以下,CGS)の導入状況,当院が1992年2月に竣工して以来現在も使用しているCGSの概要・運転状況・今後の課題などについて述べてみたい.
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