Japanese
English
臨床報告・1
虫垂切除後,意識障害をきたした先天性下垂体性小人症の1例
A case report of pituitary dwarfism with unconsciousness after appendectomy
太田 裕之
1,2
,
目片 英治
1
,
遠藤 善裕
1
,
来見 良誠
1
,
花澤 一芳
1
,
谷 徹
1
Hiroyuki OHTA
1,2
1滋賀医科大学第1外科
2現:国立がんセンター中央病院外科
キーワード:
下垂体性小人症
,
汎下垂体機能低下症
,
副腎機能不全
,
低ナトリウム血症
Keyword:
下垂体性小人症
,
汎下垂体機能低下症
,
副腎機能不全
,
低ナトリウム血症
pp.251-253
発行日 2002年2月20日
Published Date 2002/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904788
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はじめに
下垂体性小人症は成長ホルモンの分泌不全により低身長を呈する疾患であるが,わが国では1万人以上の患者がいるとされる1).本症の患者が外科手術を受ける機会もしばしばあると思われるが,今回,筆者らは虫垂切除後,意識障害をきたした先天性下垂体性小人症の1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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