発行日 2001年6月1日
Published Date 2001/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002016338
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40歳女.食欲不振,全身倦怠感を主訴に近医で受診,肝機能障害を指摘され当院に紹介入院となる.腹部CT検査で胆嚢は萎縮し胆嚢管に結石の嵌頓が認められた.その後,黄疸が出現した為ERCを施行,biliobiliary fistula(Corlette I型)と診断した.ENBD施行後,当科に紹介となる.Biliobiliary fistula(Corlette I型)に対し手術を施行した.術後経過良好で術後1週間目の胆道シンチグラフィ及びDIC併用ヘリカルCTの3+画像では胆汁の鬱滞もなく空腸への通過も良好である
©Nankodo Co., Ltd., 2001