Japanese
English
臨床報告・1
著明な低心肺機能を併存した胆嚢捻転症腰麻下手術の1例
A case of gallbladder volvulus with prominent low cardiopulmonary function
永井 盛太
1
,
岡田 喜克
1
,
町支 秀樹
1
,
野田 直哉
1
,
堀 智英
1
Shigeta NAGAI
1
1山本総合病院外科
キーワード:
胆嚢捻転症
,
低心肺機能
Keyword:
胆嚢捻転症
,
低心肺機能
pp.255-258
発行日 2002年2月20日
Published Date 2002/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904789
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はじめに
胆嚢捻転症は急激な胆嚢頸部の捻転によって生じる胆嚢の血行障害と壊死が主な病態であり,急性胆嚢炎と診断されることが多いため術前診断が困難とされていたが1),近年の画像診断の向上によりその術前の正診率は次第に上昇している.今回,著明な低心肺機能を併存した胆嚢捻転症腰麻下手術の稀な1例を経験したので報告する.
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