Japanese
English
臨床報告・1
多発性肝膿瘍をきたした大腸癌の1例
A case of colon cancer accompanied by multiple liver abscess
中川 国利
1
,
鈴木 幸正
1
,
豊島 隆
1
,
桃野 哲
1
,
佐々木 陽平
1
,
手島 貞一
1
Kunitoshi NAKAGAWA
1
1仙台赤十字病院外科
キーワード:
大腸癌
,
多発性肝膿瘍
,
後腹膜腔膿瘍
Keyword:
大腸癌
,
多発性肝膿瘍
,
後腹膜腔膿瘍
pp.1541-1544
発行日 2001年11月20日
Published Date 2001/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904710
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はじめに
多発性肝膿瘍の多くは胆道疾患にて生じ,経門脈性感染にて生じる例はまれである1,2).今回筆者らは大腸癌穿通による後腹膜腔膿瘍にて多発性肝膿瘍をきたし,肝膿瘍のMRI検査にて特異な所見を呈した1例を経験したので,若干の考察を加えて報告する.
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