特集 画像で決める癌手術の切除範囲—典型症例総覧
Ⅰ.食道癌
胸部食道癌に対する内視鏡補助下手術
細川 正夫
1
,
久須美 貴哉
1
,
草野 真暢
1
,
田邉 康
1
,
安部 達也
1
Masao HOSOKAWA
1
1恵佑会札幌病院外科
pp.19-25
発行日 2001年10月30日
Published Date 2001/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904619
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内視鏡補助下食道癌手術
各施設で内容が異なり,内視鏡を用いて胸部操作のみ行うものから,胸部,腹部操作まで行うものものまである1).胸部操作もポート挿入のみで行うものから小開胸を加えるものまで種々である.今回,内視鏡補助下手術を筆者らが行っているポート挿人2〜3か所,側胸部に7cmの小切開を加えて行う術式とした.すなわち,胸部食道癌に対する胸部操作は内視鏡を補助的に使用して胸部食道摘出およびリンパ節郭清を行い,再建は従来と同じく開腹による術式とした.
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