Japanese
English
臨床報告・1
慢性関節リウマチに合併した血管炎性小腸潰瘍穿孔の1例
A case of small intestine perforation resulting from vasculitis associated with rheumatoid arthritis
木下 敬弘
1
,
清水 淳三
1
,
野崎 善成
1
,
龍澤 泰彦
1
,
川浦 幸光
1
,
鈴木 潮人
2
Takahiro KINOSHITA
1
1石川県済生会金沢病院外科
2金沢大学医学部第1病理
キーワード:
小腸潰瘍
,
小腸穿孔
,
慢性関節リウマチ
,
悪性関節リウマチ
,
血管炎
Keyword:
小腸潰瘍
,
小腸穿孔
,
慢性関節リウマチ
,
悪性関節リウマチ
,
血管炎
pp.125-128
発行日 2001年1月20日
Published Date 2001/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904363
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はじめに
慢性関節リウマチ(以下,RA)には,さまざまな全身疾患を合併することが知られており,消化管もその対象臓器として例外ではない1,2).今回,RAの経過中に,悪性関節リウマチ(MRA:malignantrheumatoid arthritis,以下MRA)に伴う血管炎が原因で発症した小腸潰瘍穿孔の1手術例を経験したので報告する.
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