Japanese
English
臨床報告
悪性関節リウマチによる血管炎を原因とする虚血性小腸狭窄の1例
A case of small bowel stenosis caused by vasculitis associated with malignant rheumatoid arthritis
岡田 洋介
1
,
亀岡 伸樹
1
,
小川 明男
1
,
杢野 泰司
1
,
千木良 晴ひこ
1
,
岩淵 英人
2
Yosuke OKADA
1
1東海市民病院外科
2愛知医科大学病院病理部
キーワード:
悪性関節リウマチ
,
血管炎
,
慢性関節リウマチ
,
イレウス
Keyword:
悪性関節リウマチ
,
血管炎
,
慢性関節リウマチ
,
イレウス
pp.1015-1019
発行日 2008年7月20日
Published Date 2008/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102210
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はじめに
慢性関節リウマチ(rheumatoid arthritis:以下,RA)は関節症状以外にも様々な全身症状を合併することが知られている.血管炎をはじめとする関節外症状を認め,難治性もしくは重篤な臨床病態を伴うRAは特に悪性関節リウマチ(malignant rheumatoid arthritis:以下,MRA)と言われている1).
今回,MRA性血管炎が原因と考えられる虚血性小腸狭窄によるイレウスの1例を経験したので報告する.
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