Japanese
English
臨床報告・2
自己整復により小腸穿孔をきたした鼠径ヘルニアの1例
An inguinal hernia with intestinal perforation caused by self-repositioning
戸屋 亮
1
,
大江 信哉
1
,
稲葉 行男
1
,
飯沼 俊信
1
,
林 健一
1
,
渡部 修一
1
,
千葉 昌和
1
Ryou TOYA
1
1山形県立河北病院外科
キーワード:
鼠径ヘルニア
,
自己整復
,
小腸穿孔
,
汎発性腹膜炎
Keyword:
鼠径ヘルニア
,
自己整復
,
小腸穿孔
,
汎発性腹膜炎
pp.1244-1245
発行日 1999年9月20日
Published Date 1999/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903733
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- Abstract 文献概要
はじめに
鼠径ヘルニアの合併症としての嵌頓,腸管壊死はよく知られているが,これらを伴わない腸管穿孔1〜3)にも注意が必要である.今回われわれは,嵌頓に至らず,脱出したヘルニア内容の自己整復により小腸穿孔をきたした外鼠径ヘルニアの1例を経験したので報告する.
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