Japanese
English
臨床報告・1
胃切除後の魚骨による小腸穿孔の3例
Perforation by a fish bone of the small intestine seen after distal gastrectomy: report of three cases
宇高 徹総
1
,
曽我部 長徳
1
,
前田 宏也
1
,
水田 稔
1
,
白川 和豊
1
,
大屋 崇
1
Tetsunobu UDAKA
1
1三豊総合病院外科
キーワード:
魚骨
,
小腸穿孔
,
胃切除
Keyword:
魚骨
,
小腸穿孔
,
胃切除
pp.965-968
発行日 2001年7月20日
Published Date 2001/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904523
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
嚥下された魚骨は通常は消化されるか,または消化管を損傷させることなく自然排泄される.しかし,ときに消化管穿通・穿孔のため,急性腹膜炎を起こしたり,腹腔内膿瘍や慢性肉芽腫を形成し外科的治療の対象となることが少なくない1).今回われわれは,胃切除後に魚骨による小腸穿孔により腹膜炎を起こした3例を経験したので報告する.
Copyright © 2001, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.