Japanese
English
特集 超音波ガイド下の穿刺手技
膵疾患に対するEUS下穿刺
EUS-guided fine-needle aspiration technique for pancreatic tumors and EUS-guided drainage for pancreatic pseudocysts
中澤 三郎
1
,
高島 東伸
1
,
服部 外志之
1
,
乾 和郎
2
,
芳野 純治
2
Saburo NAKAZAWA
1
1山下病院消化器科
2藤田保健衛生大学第二教育病院内科
キーワード:
EUS下穿刺細胞診
,
EUS下嚢胞ドレナージ
,
EUS下神経ブロック
,
膵癌
,
膵嚢胞
Keyword:
EUS下穿刺細胞診
,
EUS下嚢胞ドレナージ
,
EUS下神経ブロック
,
膵癌
,
膵嚢胞
pp.1575-1578
発行日 2000年12月20日
Published Date 2000/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904329
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近年,欧米を中心にEUS下穿刺細胞診(EUS-FNA)が注目されている.リンパ節転移の有無により治療法が大きく変わる欧米では特に有用とされている.また,膵癌や慢性膵炎に対する疼痛対策として腹腔神経ブロックをEUS下に行うことも試みられている.さらにこの手技を応用してEUS下膵嚢胞ドレナージ術もさかんに行われている.EUS下穿刺は病変までの穿刺ルートを確認して行えば安全に行うことができる.本邦においても少しずつ広まってきているが,適応を十分に考慮して行っていくことが望まれる.
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