特集 ベッドサイド基本手技とコツ
経皮的膿瘍ドレナージ
岡崎 誠
1
Makoto OKAZAKI
1
1神戸掖済会病院外科
pp.1267-1270
発行日 2000年10月20日
Published Date 2000/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904225
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
皮膚を切開し,膿瘍を排膿することは外科手技の基本である.膿瘍の形成する場所,1)浅在皮下,2)浅在皮下よりやや深部,3)さらに深部の腹腔内や胸腔内により方法や注意点が異なる.
最近では肝膿瘍や術後の腹腔内膿瘍でもエコーガイドにより,ベッドサイドで比較的安全に確実に膿瘍ドレナージが可能である.それぞれの方法や注意点を膿瘍形成場所に分けて述べる.
Copyright © 2000, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.