Japanese
English
特集 肛門疾患診療の実際とコツ
痔瘻の外科治療
Surgical treatment of anal fistula
丸田 守人
1
,
前田 耕太郎
1
,
佐藤 美信
1
,
滝沢 健次郎
1
,
升森 宏次
1
Morito MARUTA
1
1藤田保健衛生大学消化器外科
キーワード:
痔瘻の治療
,
lay open
,
coring out(くり抜き法)
Keyword:
痔瘻の治療
,
lay open
,
coring out(くり抜き法)
pp.997-1002
発行日 2000年8月20日
Published Date 2000/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904175
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痔瘻の外科治療,特に手術術式について,一般的に用いられている隅越分類から,術式の選択を適切に行い,それぞれの手術操作を理解しやすく述べる.痔瘻の手術は従来切開開放術が多く適応されていたが,肛門括約筋機能が障害され,術後のQOLが必ずしも良くないため,肛門機能温存手術を行うようになってきたが,再発などまだ問題がある.
痔瘻の手術にあたっては術式を正しく選択し,施行する手術を治りやすく,再発のないように,できる限り短い入院期間で完全に治療するよう習熟して欲しい.
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