Japanese
English
臨床報告・1
画像診断により術前に診断し得た虫垂腫瘍の2切除例
Two resected cases of appendiceal tumors successfully diagnosed by medical images
馬場 秀文
1,5
,
鈴木 文雄
1
,
三浦 弘志
2
,
笹井 伸哉
3
,
杉浦 功一
4
Hidefumi BABA
1,5
1国家公務員共済組合連合会立川病院外科
2国家公務員共済組合連合会立川病院放射線科
3国家公務員共済組合連合会立川病院病理科
4日野市立総合病院外科
5現:日野市立総合病院
キーワード:
虫垂粘液嚢腫
,
虫垂癌
,
腹部CT検査
Keyword:
虫垂粘液嚢腫
,
虫垂癌
,
腹部CT検査
pp.899-904
発行日 2000年7月20日
Published Date 2000/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904160
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はじめに
原発性虫垂腫瘍は比較的まれな疾患であるが,画像診断の進歩により報告例が散見されるようになってきた1〜3).一方,急性虫垂炎の症状で虫垂切除が施行され,術中あるいは術後に初めて虫垂腫瘍が診断されることも多いと考える.
今回われわれは,右下腹部痛・右下腹部腫瘤として来院し,腹部CT検査が術式決定に有効であった虫垂腫瘍の2切除例を経験したので報告する.
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