Japanese
English
臨床報告・1
術前に診断しえた虫垂癌の1例
A case of preoperatively diagnosed primary carcinoma of the appendix vermiformis
稲荷 均
1
,
熊本 吉一
1
,
片山 清文
1
,
白石 龍二
1
,
田辺 浩悌
1
,
谷 和行
1
Hitoshi INARI
1
1平塚共済病院外科
キーワード:
虫垂癌
,
術前診断
,
大腸内視鏡検査
,
大腸造影検査
,
回盲部切除術
Keyword:
虫垂癌
,
術前診断
,
大腸内視鏡検査
,
大腸造影検査
,
回盲部切除術
pp.507-509
発行日 2005年4月20日
Published Date 2005/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100073
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はじめに
虫垂癌は稀な疾患で,術前に診断することは困難である.また虫垂炎様の症状をきたすことがあるので,虫垂炎と診断し手術したが開腹所見または病理標本所見で虫垂癌と診断し,追加切除を余儀なくされたという報告は多い.
今回,筆者らは大腸内視鏡検査で確定診断した虫垂癌の1例を経験したので報告する.
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