Japanese
English
臨床報告・1
MRIで経過観察した小児十二指腸壁内血腫の1例
A case of intramuralhematoma of the duodenum in a child monitored by MRI
伊藤 祥隆
1
,
野澤 寛
1
,
平野 誠
1
,
宇野 雄祐
1
,
村上 望
1
,
橘川 弘勝
1
Yoshitaka ITO
1
1厚生連高岡病院外科
キーワード:
十二指腸壁内血腫
,
小児
,
保存的治療
Keyword:
十二指腸壁内血腫
,
小児
,
保存的治療
pp.127-130
発行日 2000年1月20日
Published Date 2000/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904017
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はじめに
十二指腸壁内血腫は,外傷後や凝固系に異常を認める患者にみられる比較的稀な疾患である1).本症の診断は画像診断の進歩により比較的容易となったが,治療においては手術を選択するか否かが問題となるところである.今回われわれは保存的治療にて治癒した十二指腸壁内血腫の1例を経験したのでこれを報告する.
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