Japanese
English
臨床報告・1
TAEにて止血しえた小児外傷性十二指腸壁内血腫の1例
A case of traumatic intramural duodenal hematoma in childhood treated by TAE
阿部 仁郎
1
,
三井 毅
1
,
浅田 康行
1
,
飯田 善郎
1
,
三浦 将司
1
,
宮山 士朗
2
Abe Jinro
1
1福井県済生会病院外科
2福井県済生会病院放射線科
キーワード:
十二指腸壁内血腫
,
TAE
Keyword:
十二指腸壁内血腫
,
TAE
pp.221-224
発行日 2004年2月20日
Published Date 2004/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100554
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はじめに
腹部鈍的外傷による十二指腸血腫は比較的稀な疾患であり,その治療法は最近では保存的治療が第一選択とされている1).また保存的治療としてTAEを施行した報告は稀である2).今回,筆者らはTAEにより止血しえた小児外傷性十二指腸壁内血腫の1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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