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特集 在宅栄養療法の標準管理
在宅静脈栄養における静脈輸液製剤の種類と特徴
The Parenteral Solutions for HPN-manufactural products and their characteristics
野村 秀明
1
,
大柳 治正
1
Hideaki NOMURA
1
1近畿大学医学部第2外科
キーワード:
静脈栄養剤
,
中心静脈栄養法
,
在宅静脈栄養
Keyword:
静脈栄養剤
,
中心静脈栄養法
,
在宅静脈栄養
pp.1175-1183
発行日 1999年9月20日
Published Date 1999/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903717
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完全静脈栄養(total parenteral nutrition:TPN)の進歩とその周辺機材の開発は,消化管機能障害患者の在宅静脈栄養療法(home parenteral nutrition:HPN)の長期化を可能にした.HPNにおける輸液製剤は,その無菌的調整と簡便な調達が必要となる一方,各患者の病態に応じた処方選択の多様性も求められる.ここでは,現在市販されているTPN用静脈輸液剤の各栄養素材(糖質,アミノ酸,脂肪乳剤およびビタミン,微量元素)の組成について概説し,今後のHPNの方向性を探る.
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