Japanese
English
臨床研究
胃悪性リンパ腫手術症例の臨床病理学的検討
A clinicopathological study on primary gastric lymphoma
二村 直樹
1
,
中村 栄男
2
,
鬼束 惇義
1
,
林 勝知
1
,
阪本 研一
1
,
広瀬 一
1
Naoki FUTAMURA
1
1岐阜大学医学部第1外科
2愛知県がんセンター臨床検査部病理
キーワード:
胃原発悪性リンパ腫
,
MALT型リンパ腫
,
予後
Keyword:
胃原発悪性リンパ腫
,
MALT型リンパ腫
,
予後
pp.689-692
発行日 1999年5月20日
Published Date 1999/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903625
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はじめに
胃原発悪性リンパ腫は比較的稀な疾患であり,胃原発悪性腫瘍の0.8〜1.8%と報告されている1〜4).Isaacsonら5〜7)によりlow-grade B-cell lymphomaof mucosa associated lymphoid tissue(以下,MALT型リンパ腫)の概念が提唱され,その発生,進展について新たな知見が得られつつある.今回われわれは,胃原発悪性リンパ腫の組織像をMALT型リンパ腫の観点から再評価し,また外科治療上の問題点を明らかにするために,臨床病理学的検討を行った.
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