Japanese
English
臨床報告・1
正中頸嚢胞腺癌の1例
Adenocarcinoma arising in a thyroglossal duct cyst-a case report
鈴木 喜裕
1
,
永野 篤
1
,
今田 敏夫
1
,
天野 富薫
1
,
近藤 治郎
1
,
下山 潔
2
Yoshihiro SUZUKI
1
1横浜市立大学医学部第1外科
2横浜市立大学医学部病理
キーワード:
正中頸嚢胞
,
腺癌
,
Sistrunk法
Keyword:
正中頸嚢胞
,
腺癌
,
Sistrunk法
pp.407-409
発行日 1999年3月20日
Published Date 1999/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903566
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はじめに
正中頸嚢胞は胎生期の甲状舌管の遺残組織から発生する良性の先天性前頸部腫瘤である.正中頸嚢胞に癌が発生する頻度は低く,多くは甲状腺組織に由来し予後は良いとされている1〜4).今回正中頸嚢胞に合併した腺癌の1例を経験したので報告する.
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