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特集 癌転移治療のノウハウ
進行・再発乳癌の集学的治療—実地医療として外科医ができること
Management of advanced or recurrent breast cancer patients: Chemo-hormonal therapies in practice for general surgeons
井本 滋
1
Shigeru IMOTO
1
1国立がんセンター東病院乳腺外科
キーワード:
化学内分泌療法
,
臨床試験
,
実地医療
Keyword:
化学内分泌療法
,
臨床試験
,
実地医療
pp.159-163
発行日 1999年2月20日
Published Date 1999/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903516
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進行・再発乳癌に対する様々な薬物療法が可能となったが,未だ組織的治癒を期待できる状況にはない.ホルモン感受性によって内分泌療法または化学療法の選択を行い,できれば臨床的治癒を目指し,あるいは病状の進行を遅らせて,患者・家族の生活の質を保つことが重要である.しかし,実地医療として外科医ができることには限界があり,緩和医療に当たっては多くの専門家(内科医,麻酔科医,精神科医)の協力のもとにbest supportive careを目指すべきである.
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