Japanese
English
臨床報告・1
巨大食道憩室の1例
A case report of the giant esophagus diverticulum
岩瀬 博之
1
,
渡部 脩
1
,
細田 誠弥
2
,
國井 康弘
2
,
櫛田 知志
2
Hiroyuki IWASE
1
1江東病院外科
2順天堂大学医学部第1外科
キーワード:
巨大食道憩室
Keyword:
巨大食道憩室
pp.933-936
発行日 1998年7月20日
Published Date 1998/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903241
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はじめに
食道憩室は一般に無症状で経過するため,治療の対象となるものは稀である.しかし,高度の嚥下障害,嘔吐などがある場合には外科的治療が必要となる1).今回われわれは,食道憩室指摘後,約40年を経て嚥下困難,背部痛にて発症した巨大食道憩室を経験したので考察を加えて報告する.
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