特集 Dos & Don'ts外来の小外科
Ⅶ.四肢・皮膚
29.伏針
杉田 輝地
1
,
山近 勝美
1
1山近病院外科
pp.258-259
発行日 1993年10月30日
Published Date 1993/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901386
- 有料閲覧
- 文献概要
伏針は鋭利であり.刺入点より離れた部位,それも筋肉内や関節へ留まっていることがある.また,刺入に気づかず不良肉芽形成で来院することもある.したがって,伏針の有無の確認のみでなく,立体的な局在部位の把握が不可欠であり,X線透視の可能な場所で治療することが原則で,安易な気持での除去手術は思わぬ結果を招くことになる.
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.