フレツシュ婦長
玉城清子さん—沖繩県立那覇病院小児病棟
本誌
pp.601
発行日 1982年6月1日
Published Date 1982/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919563
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1973年,琉球大学保健学部保健学科卒業.1981年1月,同学科卒業生として初めて病棟婦長になつた.この間,国立大蔵病院,県立那覇病院の産婦人科に勤務.また,アメリカ合衆国インデイアナ州エバンズビル大学保健学部留学.保・助・看のすべての兔許を取得しているが,子供相手の小児棟は初めでのある.
子供というのは,0歳から15歳までの年齢差であっても,発達段階によって1人1人がずいぶん違うんですね.それにほんとうにいろいろなことを考えているものだと感心します.大人なら冗談だと,聞き逃がせる話も,子供は,まじめに受け取つてしまいます.ですから,患児1人1人の精神的発達も考慮して,言葉遣いや対応の仕方を考えていく必要があるんですね.特に長期入院の子供にとつては,病棟が生活の場となりますから,しつけや学習のこと,発達段階にあわせた刺激の与え方など,スタツフと相談しながら,きめ細かに考えていきたいですね
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