特集 Q&A 自動吻合器・縫合器の安全,有効な使い方
(Q4)自動吻合器使用後,センターロッドに巻きついた切除腸管が全周性のリングになっていない時はどうするか.
亀岡 信悟
1
,
板橋 道朗
1
Shingo KAMEOKA
1
1東京女子医科大学第2外科
pp.998-999
発行日 1997年8月20日
Published Date 1997/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902793
- 有料閲覧
- 文献概要
自動吻合器使用後の吻合の成否は,センターロッドに巻きついた切除腸管が,口側・肛門側ともに全周性のリング(“ドーナッツ”)になっているか否かと,leakテストで確認する必要があることである.この“ドーナッツ”の確認は,自動吻合器を用いて吻合を行う際には非常に重要な操作である.
筆者らが行っている“ドーナッツ”の確認方法を示す.
Copyright © 1997, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.