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特集 大災害に対する外科医の備え
災害医療情報システムの構築と外科医の役割
Development of emergency medical information system and role of surgeon in disaster medicine
山本 光昭
1
Mitsuaki YAMAMOTO
1
1厚生省健康政策局指導課
キーワード:
災害医療
,
外科医
,
情報の共有化
Keyword:
災害医療
,
外科医
,
情報の共有化
pp.1521-1524
発行日 1996年12月20日
Published Date 1996/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902584
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厚生省では,平成8年度から従来の「救急医療情報システム」を拡充し,災害時にも対応できる「広域災害・救急医療情報システム」として再編していくこととしている.これは従来の通常時の救急医療情報に加え,災害医療情報モードを設定し,全国共通の入力項目の設定,ISDNを利用した全国ネットワークの構築等を行っていくものである.「広域災害・救急医療情報システム」が機能するか否かは医療機関が「情報の発信」を行うことにかかっており,外科医をはじめとする医療関係者が「情報の共有化」を図っていくことが重要である.
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