詳説 皮膚割線の局所解剖・2
女性解剖体における顕出例の示説—骨盤部から下肢にかけて
伊藤 由美子
1
,
佐藤 達夫
2
1文化服装学院・服装解剖学
2東京医科歯科大学医学部・第2解剖学
pp.1467-1475
発行日 1996年11月20日
Published Date 1996/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902575
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はじめに
第1回の「体幹から肩・腋窩にかけて」に引き続き,第2回は骨盤部を含む下肢の割線について示説する.下肢のなかでも特に,(1)体幹から下肢への移行部の割線の変化,(2)下肢の前後のみならず,外側と内側を加えて4方向からとらえること,(3)下腿から足への移行部の割線の変化および(4)足背・足底の割線の精査,などに留意して詳細図(図10),展開図(図11),総合図(図13)を活用して皮膚割線を示説する.
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