特集 術前ワークアップマニュアル—入院から手術当日までの患者管理
Ⅰ.術式別:術前患者管理の実際
14.内視鏡的手術
内視鏡的食道・胃粘膜切除術
井上 晴洋
1
,
谷 雅夫
1
,
永井 鑑
1
,
河野 辰幸
1
,
吉野 邦英
1
,
竹下 公矢
1
,
遠藤 光夫
1
1東京医科歯科大学第1外科
pp.296-298
発行日 1996年10月30日
Published Date 1996/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902495
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内視鏡的粘膜切除術は,局所治療でありながら病理組織学的検索に供する標本を獲得できることから近年急速に広まりつつある.その実施にあたっては,適応基準を順守すること,また正確な術前診断をつけるために十分な検査を施行することが重要である.また,切除したあとにおいても,病理からの報告によっては手術を含んだ追加療法の必要性が生じることがあることをインフォームドコンセントとして与えておくことが必要である.
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