特集 術前ワークアップマニュアル—入院から手術当日までの患者管理
Ⅰ.術式別:術前患者管理の実際
3.肺・気管手術
肺部分切除術
岩﨑 正之
1
,
加納 雅美
1
,
朴 在善
1
,
米谷 文雄
1
,
加賀 基知三
1
,
鶴見 豊彦
1
,
小川 純一
1
,
井上 宏司
1
1東海大学医学部第1外科
pp.45-47
発行日 1996年10月30日
Published Date 1996/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902445
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肺部分切除術は,開胸手術のなかで呼吸,循環系に対する影響が少ない手術法である.このため,治療法としてだけでなく診断法としても繁用される.より侵襲の少ない手術法として内視鏡下手術が増加してはいるが,病巣の数,位置,胸膜癒着の程度などによって,様々な開胸法による手術選択をすることが少なくない.したがって,治療法としてはもちろんのこと診断法として施行する場合のインフォームドコンセントには,より様々な展開への詳細な説明が必要である.
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