Japanese
English
臨床報告・1
血清CEAが高値を示した早期胃癌の1例
A case of early gastric cancer with high level of serum carcinoembryonic antigen
竹元 伸之
1
,
佐藤 元美
2
,
及川 雄悦
2
,
若林 邦夫
3
,
宮田 道夫
4
Nobuyuki TAKEMOTO
1
1国保藤沢町民病院外科
2国保藤沢町民病院内科
3同愛記念病院外科
4自治医科大学大宮医療センター外科
キーワード:
CEA
,
早期胃癌
Keyword:
CEA
,
早期胃癌
pp.799-802
発行日 1996年6月20日
Published Date 1996/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902333
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はじめに
血清carcinoembryonic antigen(以下,CEA)は,胃癌や大腸癌などの消化器の腫瘍マーカーとして広く用いられているが,早期癌で上昇を認めることは稀である.今回われわれは,深達度がsmでCEA 36.2 ng/mlと高値を示し,術後正常化した早期胃癌を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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