Japanese
English
手術手技
後腹膜膿瘍に対し腹腔神経叢ブロック後方接近法を用いたドレナージ法
Drainage of retroperitoneal abscess by the method of coeliac plexus block
佐藤 善一
1
,
中落 琢哉
1
,
榎本 小弓
1
,
辻村 茂久
1
,
中筋 正人
2
,
緒方 章雄
3
Yoshikazu SATO
1
1淀川キリスト教病院集中治療部
2大阪市立総合医療センター麻酔科
3緒方会クリニック
キーワード:
後腹膜膿瘍
,
経皮的ドレナージ
,
腹腔神経叢ブロック
,
敗血症
Keyword:
後腹膜膿瘍
,
経皮的ドレナージ
,
腹腔神経叢ブロック
,
敗血症
pp.1509-1512
発行日 1995年11月20日
Published Date 1995/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902147
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はじめに
腹腔内膿瘍の治療方法としては,超音波下やCT下の穿刺による非手術的なドレナージの方法がある1,2).しかし,これらの方法でも腸管の損傷の恐れがある場合などは施行することはできない.今回,超音波下でも手術下でもドレナージできなかった後腹膜膿瘍に対し,腹腔神経叢ブロック後方接近法3)の要領でドレナージを行うことができたので報告する.
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