特集 術後1週間の患者管理
Ⅰ.術式別:術後1週間の患者管理
13.内視鏡下外科手術
腹腔鏡下腸部分切除術
大橋 秀一
1
,
余田 洋右
1
,
神野 浩樹
1
,
明石 章則
1
,
鄭 一秀
1
,
笹岡 英明
1
,
西野 雅行
1
,
桂 敏明
1
1宝塚市立病院外科
pp.266-270
発行日 1995年10月30日
Published Date 1995/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902061
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腹腔鏡下腸部分切除術は,小腸,結腸ならびに直腸領域における種々の腸疾患を対象として現在広く行われつつある.本法施行における術後管理においては,基本的には従来の開腹術後管理とほぼ同様の対応で問題はないが,炭酸ガス気腹による影響については十分留意して管理する必要がある.本稿では,このうち施行される頻度が最も多い腹会陰式術式を応用した腹腔鏡下S状結腸切除術を基本として,術後1週問の患者管理について概説する.
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