メディカル・エッセー 「残りの日々」・9
看護婦さんが好きです
和田 達雄
1
1神奈川県立がんセンター
pp.1196-1197
発行日 1995年9月20日
Published Date 1995/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901971
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3人の姉に囲まれ,女ばかりの中で育った一人息子の私は,男の子と付き合うのが苦手でした.小学校に入っても家に帰ると,近所の女の子とお医者さんごっこなどをして遊んでいました.
そのころ,伯父が東京の大学病院から郷里に戻って,外科・産婦人科を開業しました.会社員の父は,弟ですから何かというと手伝いに借り出されます.私もいっしょにその病院に出入りして,看護婦さんたちに可愛がられました.
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