病院めぐり
金沢市立病院外科/富山市民病院外科
飯田 茂穂
1
1金沢市立病院外科
pp.1180-1181
発行日 1994年9月20日
Published Date 1994/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901634
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金沢市は,人口44万人の中都市で北陸の小京都とも呼ばれており,金沢市立病院は寺町台に立地し交通の便のよい場所にあります.当院の開設は,遠く明治33年の金沢市伝染病隔離所に遡るといわれています.昭和34年に金沢市民病院,附属伝染病院,附属産院を統合して現在の総合病院金沢市立病院となりました.その後,昭和63年に全面改築し,病床数360床(一般病床280床,結核病床40床,伝染病床40床),診療科17科,常勤医師28名の地域中核総合病院に生まれ変わりました.
昭和63年の全面改築以来,入院,外来とも患者数は順調に増加し,平成5年度は,延入院患者数は88,489人,延外来患者数は166,057人に達しました.しかし,当院の近くには金沢大学医学部附属病院,国立金沢病院が控えているので,病院環境としては非常に厳しいものがあります.中規模病院の長所である“小まわりの利くこと”を武器に,MRI, ESWLなど最新技術を導入し,病院職員が一丸となって頑張っています.
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