Japanese
English
特集 消化器外科におけるInterventional Radiology(IVR)
食道狭窄に対するIVR
Interventional radiology on the esophageal stricture
小泉 博義
1
,
青山 法夫
1
,
南出 純二
1
,
森脇 良太
1
,
挟間田 伸介
1
,
徳永 誠
2
,
深野 史靖
2
,
小澤 幸弘
2
,
今田 敏夫
2
,
松本 昭彦
2
1神奈川県立がんセンター外科第1科
2横浜市立大学医学部第1外科
キーワード:
食道ブジー
,
食道拡張用バルーン
,
食道ブジー挿管術
,
食道狭窄
,
内視鏡的切開開大術
Keyword:
食道ブジー
,
食道拡張用バルーン
,
食道ブジー挿管術
,
食道狭窄
,
内視鏡的切開開大術
pp.947-953
発行日 1994年8月20日
Published Date 1994/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901599
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食道狭窄に対するinterventional radiologyの定義を,レントゲン室において透視下に食道狭窄の治療を行うものとした.食道拡張器具,特に食道ブジーそのものの材質,挿入手技の変遷と食道拡張用バルーン効力の違いを述べた.食道の瘢痕性狭窄には,高度例では食道ブジー挿管術を行うが,軽度例では食道拡張用バルーンを使用するか,もしくは内視鏡的切開開大術でもよい.食道癌術後吻合部狭窄例,下咽頭癌照射後完全閉塞例,食道web例,食道内異物摘出例(Foleyバルーン法),食道アカラシア例を呈示した.また,悪性狭窄では,食道ブジー挿管術の実例を述べた.
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