Japanese
English
特集 腹腔鏡下の腹部救急疾患診療
腹腔鏡による急性膵炎の診断と治療
Laparoscopic diagnosis and treatment of acute pancreatitis
小松 寛治
1
,
若松 秀樹
1
,
和田 正英
1
,
村田 誠
1
,
川崎 啓正
1
,
吉岡 浩
2
,
鈴木 克彦
2
,
黒川 敏昭
2
Kanji KOMATSU
1
1本莊第一病院消化器科
2本莊第一病院外科
キーワード:
急性膵炎
,
緊急腹腔鏡検査
,
腹膜灌流
,
腹腔洗浄
Keyword:
急性膵炎
,
緊急腹腔鏡検査
,
腹膜灌流
,
腹腔洗浄
pp.847-850
発行日 1994年7月20日
Published Date 1994/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901582
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
急性膵炎に対して緊急腹腔鏡検査を実施し,腹腔鏡所見に基づいて治療法の選択を行った.150治験例の12.7%が出血性膵炎,63.3%が高度浮腫性膵炎,残りが軽度浮腫性膵炎であった.6.7%が開腹手術,72%が保存治療のみ,10.7%に腹膜灌流を実施し,その全例が軽快した.全体の死亡率は3.4%であった.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.