Japanese
English
臨床報告
巨大発育し好酸球増加を伴った胆嚢原発未分化癌の1例
A case of a growing giant undifferentiated carcinoma of the gallbladder with eosinophlia
松永 浩明
1
,
永井 英司
2
,
広田 伊千夫
1
,
小野 洋
1
,
藤村 隆
1
,
恒吉 正澄
2
Hiroaki MATSUNAGA
1
1福岡県立嘉穂病院外科
2九州大学医学部第2病理
キーワード:
胆嚢未分化癌
,
好酸球増加
Keyword:
胆嚢未分化癌
,
好酸球増加
pp.651-654
発行日 1994年5月20日
Published Date 1994/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901553
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
胆嚢癌の病理組織型の大多数は腺癌であり,まれに扁平上皮癌,腺扁平上波癌,未分化癌などが認められる.また,悪性腫瘍に伴う好酸球増多症の報告は時にみられるが,今回われわれは,特異的な画像所見を呈し,好酸球増加を伴った胆嚢紡錘細胞型未分化癌の1例を経験したので報告する.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.