外科研修医実践講座・9
穿刺と治療的ドレナージの実際
堀 孝吏
1
,
坂本 昌義
1
1三井記念病院外科
pp.349-353
発行日 1994年3月20日
Published Date 1994/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901506
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
穿刺とドレナージ手技は,診断と治療に不可欠な基本手技の1つである.当院では,病棟での処置は原則として受け持ちレジデントが行っている.しかし,穿刺や治療的ドレナージは重篤な合併症を起こす危険があるため,原則として専門レジデントの指導下に行っている.
心嚢ドレナージ,胸腔ドレナージ,腹水ドレナージに関しては2年目以降のレジデントが,腹腔内膿瘍,肝・胆道系ドレナージは4年目以降のレジデントまたは専門レジデントが術者となることが多い.また,CTガイド下で行う手技は,放射線科医師が術者となることが多い.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.