病院めぐり
国立水戸病院外科/県立宮崎病院外科
村上 穆
1
1国立水戸病院外科
pp.344-345
発行日 1994年3月20日
Published Date 1994/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901504
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国立水戸病院の前身は,明治43年につくられた水戸陸軍衛戌病院(のちに水戸陸軍病院と改称)です.昭和20年12月に厚生省に移管され,国立水戸病院として発足,昭和25年1月には日本医療団茨城県厚生病院を合併,昭和40年11月より現在地に新築,移転して診療を開始しました.現在の病院の規模は,病床数500床,外来1日平均775名,標榜診療科は22科で,うち外科は2個病棟100床が割り当てられています.また,16学会の専門医制度研修施設に認定されています.
附属の診療施設としては,茨城県立核医学研究センター(昭和47年10月21日),救命救急センター(昭和56年4月2日),茨城県原子力医療センター(昭和57年4月1日)小児循環器センター(昭和61年8月30日).母子医療センター(平成4年7月11日)が併設されています.昭和61年1月に発表された国立病院の機能付与計画のなかでは,総合診療施設,母性・小児基幹施設に認定され,機能付与の一環として,母子医療センターが設立されました.
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